

スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般
住宅ローン選びで重要なのは、金利の低さだけではありません。返済プランの柔軟性や保証内容、団信(団体信用生命保険)の充実度など、総合的な判断が求められます。この記事では、auじぶん銀行の住宅ローンについて、最新の情報をもとに詳しく解説します。
さらに、住宅ローンではカバーできない家計リスクにも触れ、収入保障保険との併用の必要性も解説します。
auじぶん銀行の住宅ローンとは?
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行の共同出資によるネット銀行です。同社の住宅ローンは、ネット申込型で手数料が安く、金利も業界最低水準。変動金利と固定金利の両方に対応しています。
また、KDDIユーザー向けの割引制度もあり、スマホと連携した資金管理がしやすい点も人気です。
団信の保障内容と限界
auじぶん銀行の住宅ローンでは、全疾病保障付き団信が無料で付帯されており、病気やケガで働けなくなった場合にも住宅ローン返済をカバーします。
しかし、団信はあくまでローン返済をカバーするものであり、固定資産税、管理費、修繕積立金といった住宅にまつわる生活費までは保障されません。
住宅購入後に想定されるコスト一覧
費用項目 | 月額目安 | 備考 |
---|---|---|
固定資産税 | 1万〜2万円 | 毎年の課税 |
管理費 | 1万〜1.5万円 | マンション共用部の維持管理 |
修繕積立金 | 5千〜1万円 | 将来の大規模修繕費用 |
収入保障保険の併用で家計リスクをカバー
住宅購入後に発生するコストは団信ではカバーできないため、収入保障保険の併用が有効です。万が一の収入減少時にも生活費を支えることで、家族の暮らしを守ることができます。
特に、子育て世帯やシングルインカムの家庭には大きな安心材料となるでしょう。
まとめ
auじぶん銀行の住宅ローンは、低金利とネット完結の手軽さが魅力です。しかし、住宅ローン返済以外の固定支出に備えるなら、収入保障保険との併用が鍵となります。
住宅購入は人生最大の買い物。安心して住み続けるためには、ローン以外の支出にも目を向けた総合的な備えが重要です。
監修者からひとこと
スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンは金利だけで比較せず、団信の保障内容や返済計画も含めて総合的に判断することが必要です。特に近年は、団信でカバーされない部分の生活費に備える収入保障保険の重要性が増しています。
保険とローンの併用で、長期的な家計の安定を実現しましょう。