

スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般に精通。保険業界での実務経験をもとに、ユーザー目線で正確かつ中立的な情報発信を行っています。
持病や既往症があると、医療保険への加入が難しいと感じる方も多いでしょう。
しかし、引受基準緩和型医療保険や無選択型医療保険など、持病があっても加入しやすい保険商品が存在します。
この記事では、これらの保険の特徴や選び方のポイントを詳しく解説します。
持病があっても加入しやすい医療保険の種類
持病がある方でも加入しやすい医療保険には、主に以下の2種類があります。
1. 引受基準緩和型医療保険
引受基準緩和型医療保険は、通常の医療保険よりも告知項目が少なく、持病や既往症がある方でも加入しやすい保険です。
一般的に、告知項目は3〜5項目程度に限定されており、過去の入院歴や手術歴など、簡単な質問に答える形式です。
2. 無選択型医療保険
無選択型医療保険は、健康状態の告知や医師の診査が不要で、誰でも加入できる保険です。
持病や既往症がある方でも加入しやすい反面、保険料が割高で、保障内容が限定的な場合があります。
引受基準緩和型医療保険の特徴と選び方
引受基準緩和型医療保険を選ぶ際のポイントを解説します。
引受基準緩和型医療保険のメリットとデメリット
引受基準緩和型医療保険の最大のメリットは、告知項目が少なく、持病や既往症がある方でも加入しやすい点です。
一方で、デメリットとしては、一般の医療保険と比べて保険料が高めであることや、保障内容が制限されていることが挙げられます。
選び方のポイント
・告知項目を確認し、自身の健康状態と照らし合わせる。
・保険料と保障内容のバランスを考慮する。
・特約の有無や支払削減期間の有無を確認する。
無選択型医療保険の特徴と選び方
無選択型医療保険を選ぶ際のポイントを解説します。
無選択型医療保険のメリットとデメリット
無選択型医療保険は、健康状態に関する告知が不要なため、誰でも加入できるというメリットがあります。
ただし、保険料が割高であることや、加入から一定期間は給付対象外になるなど、保障に制限があることがデメリットです。
選び方のポイント
・保険料と保障内容を比較し、必要な保障が得られるか確認する。
・支払削減期間や特約の有無を確認する。
・長期的な保険料負担を考慮し、無理のない範囲で選ぶ。
注意ポイント
加入前には、保障内容だけでなく「支払削減期間」や「給付制限」などの条件も必ず確認しましょう。
まとめ
持病があっても加入しやすい医療保険として、引受基準緩和型医療保険と無選択型医療保険があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解し、自身の健康状態やライフプランに合った保険を選ぶことが重要です。
保険選びに不安がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。
監修者からひとこと
スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
持病がある方にとって、医療保険への加入は大きな課題となります。
引受基準緩和型や無選択型の医療保険は、そうした方々のニーズに応える商品です。
ただし、保険料や保障内容に制限があるため、加入前にしっかりと内容を確認し、自身に最適な保険を選ぶことが大切です。