

スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般に精通。保険業界での実務経験をもとに、ユーザー目線で正確かつ中立的な情報発信を行っています。
「万が一のときに家族に3000万円を残したい」と考える方にとって、生命保険の選択は重要です。
しかし、掛け捨て型の保険は保険料が戻らないため、もったいないと感じる方も少なくありません。
本記事では、3000万円の保障を確保する際の保険の種類や特徴、選び方のポイントを詳しく解説します。
生命保険の種類と特徴
生命保険には主に以下の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。
注意ポイント
・定期保険:一定期間のみ保障があり、保険料は比較的安価。掛け捨て型が一般的。
・終身保険:一生涯の保障があり、解約返戻金がある。保険料は高め。
・収入保障保険:死亡時に年金形式で保険金が支払われる。保険料は安価で合理的。
3000万円の保障を確保する際の保険料の目安
年齢や保険の種類によって、保険料は大きく異なります。
以下は、30歳男性が3000万円の保障を確保する場合の月額保険料の目安です。
保険の種類 | 月額保険料の目安 | 特徴 |
---|---|---|
定期保険 | 約5,000円〜8,000円 | 保険期間終了後は保障がなくなる |
終身保険 | 約25,000円〜35,000円 | 解約返戻金があり、資産形成にも活用可能 |
収入保障保険 | 約4,000円〜7,000円 | 年金形式で保険金が支払われ、合理的 |
掛け捨て型保険のメリットとデメリット
掛け捨て型保険には以下のようなメリットとデメリットがあります。
注意ポイント
・メリット:保険料が安価で、必要な保障を確保しやすい。
・デメリット:保険期間終了後は保障がなくなり、保険料も戻らない。
掛け捨て型保険を選ぶ際のポイント
掛け捨て型保険を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
1. 必要保障額を明確にする
家族構成や生活費、教育費などを考慮し、必要な保障額を算出しましょう。
過不足のない保障を確保することが重要です。
2. 保険期間をライフプランに合わせる
子供の独立や住宅ローンの完済時期など、ライフプランに合わせて保険期間を設定しましょう。
これにより、無駄な保険料の支払いを防ぐことができます。
3. 保険料と保障内容のバランスを考える
保険料が安くても、保障内容が不十分であれば意味がありません。
保険料と保障内容のバランスを考慮し、自分に合った保険を選びましょう。
4. 複数の保険会社を比較する
保険会社によって、保険料や保障内容が異なります。
複数の保険会社を比較し、最適な保険商品を選びましょう。
5. 専門家に相談する
保険の選び方に不安がある場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談しましょう。
自分に合った保険を選ぶための的確なアドバイスを得ることができます。
まとめ
生命保険で3000万円の保障を確保する際、掛け捨て型保険は保険料が安価で魅力的です。
しかし、保険期間終了後の保障や保険料の戻りがない点を考慮し、自分のライフプランに合った保険を選ぶことが重要です。
監修者からひとこと
スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
生命保険の選択は、将来の安心に直結する重要な決断です。
掛け捨て型保険は保険料が安価で、必要な保障を確保しやすい反面、保険期間終了後の保障がない点に注意が必要です。
自分のライフプランや家族構成、将来の収入や支出を考慮し、最適な保険商品を選ぶことが大切です。