入院給付金とは?仕組みと必要性、後悔しない選び方をわかりやすく解説

スマホdeほけん編集部監修者

ファイナンシャルプランナー

保有資格

AFP・2級FP技能士

専門分野・得意分野

生命保険・社会保障・金融全般

「入院給付金ってどんなときにもらえるの?」

「医療保険に入るなら、入院給付金はいくら必要?」

医療保険やがん保険などでよく見かける「入院給付金」。入院したときに1日あたり一定額が支払われる仕組みですが、どのくらいの金額が適切なのか、何日分の保障が必要なのか、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、入院給付金について、仕組みや必要性、選び方のポイントをわかりやすく解説します。医療保険を検討する際の参考にしてください。

入院給付金が必要とされる理由と背景

1.医療費以外にも出費がかさむ

入院中は治療費以外にも、差額ベッド代、食事療養費、交通費、家族の付き添いにかかる費用など、医療保険適用外の出費が発生します。入院給付金はこうした費用の補填に役立ちます。

2.公的医療保険だけではすべてカバーできない

日本の公的医療保険制度では自己負担は原則3割、高額療養費制度もありますが、それでも全額カバーできるわけではありません。自己負担分の準備として民間の入院給付金が有効です。

3.仕事を休んだ場合の収入減を補える

入院により仕事を休まざるを得ない場合、給与減少や収入停止となるケースもあります。とくに自営業やフリーランスは傷病手当金などの公的支援がないことも多く、入院給付金が生活費の補填になります。

4.短期入院が増える現代医療への備えとして必要

医療技術の進歩で入院日数は短期化しています。1週間未満の入院が多いため、短期間でもしっかり受け取れる設計が大切です。

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入院給付金付き保険の選び方ポイント

1.1日あたりの給付金額を決める基準を知る

入院1日あたり5,000円〜10,000円が一般的な水準です。差額ベッド代や生活費、家計状況をふまえ、無理のない金額を選ぶことが大切です。

2.何日分まで保障されるかを確認する

「1入院60日型」や「通算1,000日」など、支払い日数の上限があります。短期入院が多い一方で、がんや慢性疾患では長期入院の可能性もあるため、日数制限にも注意が必要です。

3.短期入院でも受け取れる条件かどうかをチェックする

日帰り入院や1泊2日の入院でも給付金が出るかどうかは商品ごとに異なります。近年は「1日目から保障」タイプが主流になっています。

入院給付金は「医療費以外の支出」もカバーできる大切な備え。

自分の生活スタイルに合った保障額と日数を選びましょう。

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よくある質問 Q&A

Q1. 入院給付金はどんなときにもらえますか?

A 医師による入院の指示があり、保険会社が定める「入院日数条件」を満たす場合に受け取れます。日帰り入院も対象になる場合があります。

Q2. 入院1日いくらくらいの給付金額が必要ですか?

A 一般的には5,000円〜10,000円が目安ですが、差額ベッド代や収入状況に応じて決めるのが適切です。過剰な保障は不要です。

Q3. 公的医療保険とどう違うのですか?

A 公的医療保険は医療費の一部を負担する制度ですが、差額ベッド代や収入減などはカバーできません。入院給付金はこうした費用を補う役割があります。

Q4. 短期入院でも給付金が出ますか?

A はい。近年は「日帰り入院」や「1日目から保障」の医療保険が増えています。商品によって条件が異なるため事前確認が必要です。

Q5. 長期入院になった場合の支払い上限はありますか?

A 多くの医療保険には「1入院60日」などの上限があります。慢性疾患やがん入院に備えるなら、日数制限の緩い商品を選ぶのが安心です。

まとめ

入院給付金は、入院時の医療費だけでなく、差額ベッド代や収入減といった周辺費用までをカバーできる備えです。公的医療保険制度がある日本でも、実際の自己負担額や生活費を考慮すると、十分な準備が必要な場合があります。

しかし、給付金額を高くしすぎたり、不要な特約を付けすぎたりすると、保険料負担が家計を圧迫する原因にもなります。「必要な保障を、無理のない範囲で持つ」ことが大切です。

日数制限や給付条件、保険料と保障のバランスをよく確認し、自分にとって最適なプランを選びましょう。将来の不安を和らげるためにも、計画的な備えが安心につながります。

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監修者からひとこと

スマホdeほけん編集部監修者

ファイナンシャルプランナー

入院給付金は、医療費の自己負担分を補うだけでなく、>差額ベッド代や通院交通費、入院中の収入減といった幅広い費用に対応できる点がメリットです。とくに自営業やフリーランスなど、働けない期間が直接収入減につながる方には重要な保障です。

一方で、入院日数の短期化が進んでいる現在、「何日分まで必要か」「一日いくらが適切か」を慎重に設計しないと、保険料が過剰になってしまう可能性もあります。必要な保障に絞り込むことで、保険料を抑えつつ安心を確保できます。

医療保険は一度加入すると長期間継続するケースが多いため、ライフステージの変化に応じた見直しも大切です。過不足のない設計で、安心できる備えを考えていきましょう。

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