【収入保障保険はやめたほうがいい?】不要論の理由と見直すべき人の特徴を解説!

スマホdeほけん編集部監修者

ファイナンシャルプランナー

保有資格

AFP・2級FP技能士

専門分野・得意分野

生命保険・社会保障・金融全般

収入保障保険はやめたほうがいい?不要論の理由と見直すべき人の特徴を解説!

「収入保障保険って本当に必要?」

「掛け捨てだし、やめたほうがいいって聞くけど…?」

働き盛り世代の死亡保障として利用されることが多い「収入保障保険」。万が一のときに毎月一定額が支払われるタイプの保険ですが、「不要では?」という意見もあり、迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、収入保障保険をやめたほうがいいケースと、逆に必要なケースの特徴をわかりやすく解説します。

収入保障保険が「やめたほうがいい」と言われる理由

掛け捨て型で貯蓄が残らない

収入保障保険は原則として掛け捨て型のため、満期を迎えても返戻金はありません。「元が取れない」と感じる人もいます。

必要な保障額をきちんと計算していないとムダが多い

なんとなく加入してしまうと、必要以上に高い保障額を設定してしまい、無駄に保険料を払うことになります。保障額は家族構成や生活費から計算する必要があります。

独身や子どもがいない家庭では不要な場合が多い

収入保障保険は、主に遺された家族の生活費を補う目的の保険です。独身や子どもがいない夫婦の場合は必要性が低いことが多いです。

保険期間が終わると保障もゼロになる

期間が限定されているため、期間終了後は保障がなくなります。老後資金や相続対策には向きません。

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収入保障保険が必要な人・不要な人の特徴

遺された家族に経済的な負担がかかるかどうか

小さい子どもがいる、住宅ローンを抱えているなど、万が一の際に生活費が必要な場合は収入保障保険が有効です。独身や共働きであれば不要なこともあります。

貯蓄額や資産状況がどうか

すでに十分な貯蓄があり、死亡時にも困らない場合は、保険に頼らずとも備えができている可能性があります。

他の保険(終身・定期)とのバランスを考える

すでに終身保険や定期保険で十分な死亡保障があるなら、収入保障保険を追加する必要はない場合もあります。必要保障額を計算し、重複しない設計が重要です。

収入保障保険は「必要な人には必要、不要な人には不要」な保険です。

家族構成と生活費をよく考えたうえで、ムダのない保障設計を心がけましょう。

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収入保障保険のしくみと年金受取の流れ

収入保障保険は、被保険者に万一のことがあった場合に、家族が毎月または一定期間ごとに年金形式で給付金を受け取れる保険です。

死亡保障を一括で受け取るタイプと異なり、生活費を補うために分割で給付金を受け取れるのが特徴です。

年金受取総額と最低保証期間

収入保障保険では、契約時に設定した期間中に死亡・高度障害状態になると、遺族に年金形式で給付金が支払われます。

保険料払込期間終了後も、最低保証期間内であれば一定額の年金を受け取れる仕組みです。

年金受取の具体例(ケース別)

ケース1では、死亡・高度障害後から満期までの年金受取回数が最低保証期間を上回る場合です。受け取り総額が多くなります。

ケース2では、死亡・高度障害後すぐに満期を迎えた場合でも、最低保証分の年金を受け取れます。

これにより、早期にリスクが発生した場合でも、遺族の生活資金が一定期間確保されます。

よくある質問 Q&A

Q1. 収入保障保険は掛け捨てですが本当に必要ですか?

A 万が一の際に遺族の生活費をカバーする必要がある場合は有効です。ただし、貯蓄が十分ある場合や独身の方には不要なこともあります。

Q2. 収入保障保険の保障期間は何歳までがいいですか?

A 子どもの独立や住宅ローン完済までなど、必要な期間に合わせて設定するのが基本です。一般的には60〜65歳までが多いです。

Q3. 共働き夫婦でも必要でしょうか?

A 配偶者の収入だけで生活できる場合は不要なこともあります。ただし、子どもが小さい場合やローンがある場合は検討する価値があります。

Q4. 一括受取型の定期保険とどちらがいいですか?

A まとまったお金が必要な場合は定期保険、一方で生活費として毎月の支出に備えたい場合は収入保障保険が向いています。目的に応じて選びましょう。

Q5. 更新型と全期型、どちらがおすすめですか?

A 更新型は更新時に保険料が上がるため、長期で考えるなら全期型が安心です。短期間の備えなら更新型も選択肢となります。

まとめ

収入保障保険は、遺された家族の生活費をカバーするための備えとして有効ですが、すべての人に必要というわけではありません。子どもがいない、共働きで配偶者の収入が安定している、貯蓄が十分にあるといった場合には不要なこともあります。

一方で、子どもが小さい家庭や住宅ローン返済中の世帯では、万が一に備える有効な手段となります。必要保障額をしっかり計算し、家計に合った保険設計を行うことが大切です。

保険は「不安だから何となく入る」ものではなく、目的と必要性を明確にして加入することで、無駄なく賢くリスクに備えることができます。

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監修者からひとこと

スマホdeほけん編集部監修者

ファイナンシャルプランナー

収入保障保険は、必要な期間だけ生活費を確保できるシンプルな死亡保障として設計されています。特に住宅ローンや教育費など、大きな経済的責任を負っている期間に限定して備えることで、家計に無理なく安心を持てる手段です。

一方で、すべての家庭に必要というわけではありません。独身や子どもがいない夫婦、共働きで片方の収入だけでも生活が成り立つ場合などは、過剰な保障になる可能性もあります。必要保障額を具体的に計算することで、本当に必要な保障額や期間が見えてきます。

また、定期保険や終身保険とのバランスも大切です。目的に応じた保障の組み合わせで、無駄なくリスクに備える設計を心がけましょう。保険は一度加入したら終わりではなく、ライフステージに応じた見直しが必要です。定期的に確認し、適切な保障が維持できるようにしましょう。

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