

スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般に精通。保険業界での実務経験をもとに、ユーザー目線で正確かつ中立的な情報発信を行っています。
住宅購入を検討する際、選択肢の一つとして注目されているのが「ろうきん(労働金庫)」の住宅ローンです。地域密着型で手厚いサポートと、労働組合員やその家族向けの優遇条件が魅力です。
本記事では、ろうきん住宅ローンの仕組みや金利、保障制度について詳しく解説し、他の金融機関との違いも紹介します。
ろうきん住宅ローンの基本スペック
ろうきんは非営利の金融機関で、労働者の生活支援を目的に設立されています。そのため、審査や金利条件が比較的優遇されている点が特徴です。
金利は変動・固定型から選べ、保証料が不要な場合が多く、繰上返済手数料も無料のケースが一般的です。
団信とセットの安心保障
住宅ローンには団体信用生命保険(団信)が付帯され、死亡や高度障害時にローンが完済される仕組みです。
ろうきんでは、三大疾病保障付団信や八大疾病保障付団信へのアップグレードも可能で、働けなくなるリスクにも対応できます。
補償外の生活費リスクに備える方法
団信ではカバーされない固定資産税や修繕積立金、管理費などの出費は、別途の保障で備える必要があります。
収入保障保険を活用することで、就業不能時も生活費を確保でき、ローン返済に支障が出るリスクを低減できます。
ろうきんの利用条件と申し込みの流れ
基本的には労働組合に加入しているか、組合員の家族であれば利用可能です。
申し込みは書類提出と面談を経て、融資実行となります。職場を通じた紹介制度なども充実しています。
他金融機関との比較とメリット
項目 | ろうきん | 一般銀行 |
---|---|---|
保証料 | 無料が多い | 数十万円かかることも |
繰上返済手数料 | 基本無料 | 有料のケースあり |
審査基準 | 比較的柔軟 | 厳しめ |
まとめ
住宅ローン3500万円は、家計とライフスタイルに見合った適切なプランニングと備えがあれば、十分に管理可能な金額です。
ただし、将来的な不測の事態や支出にも備えることが大切です。団信だけに頼らず、収入保障保険なども活用し、安心して住まいを守る仕組みづくりを意識しましょう。