

スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般に精通。保険業界での実務経験をもとに、ユーザー目線で正確かつ中立的な情報発信を行っています。
マイホーム購入を検討している方にとって、住宅ローン選びは将来の家計に大きな影響を与える重要な決断です。中でもりそな銀行の住宅ローンは、幅広い商品ラインナップと柔軟な返済プランで、多くの利用者に支持されています。
本記事では、2025年最新版の情報をもとに、りそな銀行の住宅ローンの特徴、メリット・デメリット、他社との違いなどを詳しく解説します。
りそな銀行の住宅ローンの基本スペック
りそな銀行では、固定金利型・変動金利型・ミックス型など多様な商品を提供しています。住宅ローンの金利は2025年5月時点で変動金利が年0.389%、固定10年で年0.74%(諸条件による)となっています。
事務手数料は融資額の2.2%、団体信用生命保険(団信)は全プランに無料で付帯されます。
メリット:ライフスタイルに合わせた設計
りそな銀行の最大の特長は、借入後も柔軟に条件変更できるリ・バース60や借換えサポートです。さらに、住宅ローン控除の相談や税制優遇制度に関するアドバイスなど、総合的なサポートが受けられます。
また、WEB申込では金利優遇があるなど、オンラインで完結する利便性も注目されています。
デメリット:事務手数料や審査条件に注意
一方で、りそな銀行の住宅ローンは、事務手数料が2.2%とやや高めに設定されている点がデメリットとなり得ます。また、自営業者や非正規雇用者は審査が厳しくなる傾向があります。
事前審査と本審査で異なる結果になることもあるため、事前に十分な準備が必要です。
他社住宅ローンとの比較
銀行名 | 変動金利(2025年5月) | 団信保障 |
---|---|---|
りそな銀行 | 年0.389% | 標準付帯 |
auじぶん銀行 | 年0.319% | がん50%保障団信 |
イオン銀行 | 年0.430% | 全疾病保障付き団信 |
金利面では他行に若干劣るものの、りそな銀行は対面・オンラインのハイブリッド型サポート体制が強みです。
住宅ローンと併せて検討すべき保険
住宅ローン契約時には団信に加え、収入保障保険の併用を検討するのも一つの選択肢です。万が一の病気や事故で就業不能となった場合、固定資産税や管理費、修繕積立金といった支出は団信ではカバーされません。
そのような場合に備え、収入保障保険は有効な補完手段となります。
まとめ
りそな銀行の住宅ローンは、利用者目線に立った柔軟性とサポートに定評があります。審査基準や費用面での注意点はあるものの、全体としてバランスの取れた選択肢です。
将来のライフプランと住宅維持費も考慮に入れながら、適切な金融商品を選択していきましょう。
監修者からひとこと
スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンの選定では「金利」だけにとらわれず、「安心して完済まで持ちこたえられるか」という観点が重要です。りそな銀行のように、返済計画の見直しが可能な仕組みは、長期的視点で安心材料となるでしょう。
また、住宅ローン単体ではカバーしきれない出費への備えとして、収入保障保険や医療保険の併用も検討しておくと万全です。