

スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
保有資格
AFP・2級FP技能士
専門分野・得意分野
生命保険・社会保障・金融全般に精通。保険業界での実務経験をもとに、ユーザー目線で正確かつ中立的な情報発信を行っています。
「心療内科に通っていると保険に入れないのでは?」と不安に感じる方も多いでしょう。
実際には、通院歴があっても保険に加入できる可能性は十分にあります。
本記事では、心療内科通院歴がある方の保険加入の可否や、加入しやすい保険の種類、対処法について詳しく解説します。
心療内科通院歴がある場合の保険加入の可否
心療内科への通院歴があっても、以下のような条件を満たすことで、保険に加入できる可能性があります。
心療内科通院歴がある場合の保険加入の可否
1. 最終通院から5年以上経過している
多くの保険会社では、過去5年以内の通院歴や治療歴を告知事項としています。
そのため、最終通院から5年以上経過していれば、告知事項に該当せず、保険に加入できる可能性が高まります。
2. 完治と診断されている
最終通院から5年未満であっても、医師から完治と診断されている場合は、保険に加入できる可能性があります。
ただし、保険会社によっては、完治証明書の提出を求められることがあります。
3. 引受基準緩和型保険を検討する
引受基準緩和型保険は、告知項目が少なく、持病がある方でも加入しやすい保険です。
心療内科への通院歴がある方でも、一定の条件を満たせば加入できる可能性があります。
4. 無告知型保険を検討する
無告知型保険は、健康状態の告知が不要な保険です。
ただし、保険料が割高であったり、保障内容が限定的である場合があるため、慎重に検討する必要があります。
5. 専門家に相談する
保険の専門家に相談することで、自身の状況に合った保険商品を紹介してもらえる可能性があります。
また、加入の可否や手続きについてのアドバイスも受けられます。
注意ポイント
心療内科への通院歴を告知せずに保険に加入すると、告知義務違反となり、保険金が支払われない可能性があります。正確な情報を告知することが重要です。
保険会社が重視する告知内容とは?
厚生労働省のデータによると、精神科や心療内科を標榜する診療所は年々増加しており、2020年には7,200施設を超えています。
これは、精神的な悩みを抱える人が増え、心療内科への通院が社会的に一般化している証拠でもあります。
その一方で、保険会社は通院歴や診断名について慎重に審査を行っており、告知の内容によっては加入の可否に影響します。
加入しやすい医療保険の選び方
心療内科への通院歴があっても加入できる可能性がある保険商品を選ぶにはポイントがあります。
引受基準緩和型医療保険や、保障内容のシンプルなもの、通院の有無を問わないタイプなどを検討すると良いでしょう。
保険加入を断られたときの対処法
一度断られた場合でも、すべての保険会社で加入できないとは限りません。
他社の商品や、数か月後に再申請することで加入できるケースもあります。
まとめ
心療内科への通院歴があっても、条件を満たせば保険に加入できる可能性は十分にあります。
自身の状況を正確に把握し、適切な保険商品を選択することが重要です。
不安な場合は、保険の専門家に相談することをおすすめします。
監修者からひとこと
スマホdeほけん編集部監修者
ファイナンシャルプランナー
心療内科への通院歴が保険加入に与える影響は、保険会社や商品によって異なります。
通院歴があるからといって、必ずしも保険に加入できないわけではありません。
自身の状況を正確に把握し、適切な保険商品を選択することが重要です。
不安な場合は、保険の専門家に相談することをおすすめします。